皮脂に含まれる成分を理解して美肌になろう
ニキビの原因になったり、テカリやメイクの崩れの原因にもなってしまう皮脂。
ですがお肌のためにはなくてはならないものなんです。
皮脂はどのような成分でできているのか気になりませんか?
今回は皮脂に含まれる成分や皮脂の成分からわかるスキンケア方法などをご紹介していきます。
皮脂に含まれる成分
お肌のトラブルを引き起こしてしまう悪者のようなイメージのある皮脂ですが、人のお肌にとってはなくてはならないものです。
皮脂はお肌を守る大切な働きをしているもので、皮脂の成分のバランスが整っている状態だとお肌の状態も良く美肌と言われる状態になります。
そんな皮脂にはどのような成分が含まれているのでしょうか?
スクワレン
スクワレンという言葉は聞いたことがある方も多いですよね。
スクワレンは皮脂の10%ほどを占める成分で、化粧品などにも保湿成分として良く使用されています。
オリーブオイルや深海ざめの肝臓などに多く含まれている成分です。
ワックス
ワックスエステル、ロウとも呼ばれる成分で、お肌を外部の刺激から保護する力があります。
お肌の表面をすべすべな手触りにしてくれる成分で、このワックスがあることでお肌の摩擦や冷たい風などからお肌を守ってくれています。
脂肪酸
皮脂構造の中でも最も割合が高いのが脂肪酸です。
皮脂に含まれる脂肪酸はオレイン酸やパルミトレイン酸、必須脂肪酸などが含まれています。
成分からわかるスキンケア方法
皮脂には様々な成分が含まれていますが、主に先ほどご紹介したような成分で構成されています。
お肌を守る重要な役割をしている皮脂。
その皮脂に近い成分でスキンケアを行えば、お肌への負担も少なくしっかりと保湿してあげることができるんです。
元々お肌の上にある成分を使用することで、お肌の環境を壊してしまうことなくスキンケアを行うことができるんですよ。
皮脂の成分をしっかり理解し、自分のお肌に足りていないと思われる成分はしっかりと補充してあげること、過剰にあると思われる成分は足さないようにしたほうが皮脂バランスが整います。
スクワレンは先ほどもご紹介したようにオリーブオイルなどに多く含まれています。
スクワレンは酸化しやすく、化粧品などに使用される場合は成分を安定させるために水素原子を添加させていることが多いそうです。
オリーブオイルを使用した石鹸などを洗顔に使用すると効率よくスクワレンを補うことができます。
ワックスはホホバオイルやミツロウに多く含まれています。
保護力が高いので乾燥の酷い状態のお肌の方にもおすすめです。
脂肪酸は良質なオイルをスキンケアや食事で取り入れることが大切です。
オイル美容なども流行していますし、スキンケアにホホバオイルやオリーブオイルなどのオイルを取り入れていくのもおすすめできそうですね。