朝、洗顔しないのホントの意味、間違ってると乾燥肌の原因に
朝に洗顔をするのは当然と思っている人もいれば、夜はただ寝ているだけなので顔は汚れていないと思い、洗顔をしないという人もいると思います。
実際に乾燥しがちな人は朝起きても顔が脂性の人と比べてベタベタしている感じはあまりないかもしれません。
更に顔の必要な皮脂を落とさない為にも敢えて朝の洗顔を避けているという人も中にはいるようです。
しかし、朝に洗顔をしないという事は実はとんだ勘違いをしているという事を是非知って下さい。
そしてしっかりと「洗顔」について知識を持ち、正しい方法で顔のケアを行って欲しいと思います。
よって今回は朝の洗顔の仕方や実際に朝の洗顔は顔にどのような影響を与えているのかという点に絞って説明していきたいと思いますのでしっかりチェックして下さいね☆
朝、顔を全く洗わないのはダメ
そもそも朝の洗顔を行わないという事についてですが、洗顔は「必ず行って下さい」。
洗顔をしないというのをどこかで聞いた事がある!という人は少し勘違いをしているのです。
この「洗顔をしない」という言葉は言い換えると「洗顔料や石鹸を使って顔をゴシゴシ洗う事を行わない」という事なのです。
紛らわし言い方ですが、これは大きな違いです。
そもそも私達は夜にお風呂に入って寝る人であれば外に行くわけでもないし、家の中に居て半分以上の時間を寝て過ごすわけなので顔が汚れないと考えるのが普通かもしれません。
しかし、実際顔には眠っている間にかなり汚れているのです。
ホコリ、汗、ダニ(ダニのふん、ダニの死骸)、顔の余分な皮脂等様々です。
これらの目に見えないゴミが朝洗顔をしない事で毛穴に詰まってしまい、ニキビや肌荒れの原因を作るきっかけにもなりうる為、朝は必ず洗顔は必要になってきます。
朝に洗顔を行う事で古くなった角質やアカを落とす事で肌のターンオーバーを促し、肌を整える事が期待出来ます。
角質やアカが溜まってしまうと肌がくすんで見えたり、実年齢よりも少し年上に見られがちになってしまいます。
特に鼻の周りやあごには角質が貯まり易い上、中々汚れが落ちない場所でもある為、しっかりと丁寧に洗う事をお勧めします。
更に女性であれば朝にほとんどの人が化粧水をつけ、保湿を行い、お化粧をすると思いますが、化粧水の浸透も角質が無くなる事でしみ込みやすくなり、その結果お化粧のノリも良くなるという事が分かっています。
よって夜に顔を洗うので朝は特に気にしなくても良いのでは?と思うかもしれませんが、1日をスタートさせる大切な朝の肌ケアはとても重要なのです。
洗顔料を使わない洗顔方法
さて、朝の洗顔の重要さはもう十分にわかって頂けたと思いますが、どのような方法で「洗顔」を行うのがベストなのかを説明していきます。
夜はお化粧を落としたりする必要があるので洗顔料やメイク落としを使って洗顔する必要がありますが、朝は洗顔料を使う必要はありません。
洗顔料を使って顔を洗ってしまうとこれこそ、顔の必要な皮脂まで落としてしまい、顔がカサカサの乾燥肌になってしまう場合があるからです。
脂性で洗顔料をどうしても使いたいという人もいるかもしれませんが、一度これから説明する方法で洗顔してみて下さい。
(※特に男性は脂性の人も多いと思いますので全ての人がこの洗顔料を使わない洗い方がマッチしているとは言い切れません。)
まずは手を洗います。
顔を洗うのに汚い手で洗ってしまっては、バイ菌を顔につりつける事になってしまうので、石鹸で綺麗に指先まで洗って下さい。
(爪がある人はブラシ等を使って洗うのもお勧めです。)
ぬるま湯で顔を優しく洗う。
少しぬるいくらいと思う温度で洗います。
洗い方は顔をゴシゴシこする感じではなく、ぬるま湯のみで顔をこするイメージで優しく洗います。
暑いお湯で洗ってしまうと必要は皮脂まで流れてしまう為、洗い終わった後に突っ張った感じやカサカサになってしまう傾向になり易い為、温度には気を付けましょう。
暑いお湯で洗った後には冷たい水で引きしめる!と聞いた人もいるかもしれませんが、冷たい水も肌への刺激が強すぎる為、お勧めできません。
よって最初から最後まで同じ温度のぬるま湯で洗う事が大切です。
新しいタオルで顔を押さえつけるようにして水をふき取る。
もちろん使ったタオルではなく、新しいタオルで顔を拭きます。
使ったタオルにはバイ菌が何千と住み付いてしまっています。
折角顔を洗ったのにバイ菌を付けてしまっては元も子もありません。
ゴシゴシふき取るのではなく、軽く抑える程度で水分を取って下さい。
(※洗顔後はもちろん化粧水等を付けて保湿ケアを行って下さい。)
また、軽くぬるま湯で顔を洗った後、蒸しタオルを顔に乗せて暫く放置させておく事もお勧めです。
肌の毛穴を開き、汚れを流しやすくする効果があります。
(※ここで使用するタオルももちろん新しい物を利用します。)
以上の方法で朝の洗顔は十分です。
時間に余裕が持てる時は蒸しタオルも取り入れて、是非朝の洗顔を行ってみて下さい☆