ニキビは予防できる!正しい洗顔方法と食生活を伝授!

 

気をつけているつもりでも、いつの間にか出現するニキビ。

「きちんと洗顔しているし、野菜も食べているのにどうして!?」

そんなお悩みを、ばっちり解決します。

 

正しい知識で、ニキビを予防しましょう!

 

ニキビができる原因

思春期のニキビも、成人してからできる大人ニキビも、毛穴がつまることがそもそもの始まりです。

 

では、なぜつまってしまうのでしょう?

原因のひとつは、皮脂の分泌が活発になることです。

 

皮脂分泌が活発になるのは、ホルモンが関係しています。

思春期には成長ホルモンと男性ホルモンが過剰になり、成人女性では生理前に黄体ホルモンの分泌が増えます。

 

ほかにもストレスで男性ホルモンが多量に分泌されることもあります。

これらのホルモンには皮脂の分泌を促す作用があるため、主に顔、胸元、背中に皮脂が増え、肌が脂性になってしまうのです。

 

すると毛穴が皮脂でつまり、角質が硬くなってしまいます。

角質とは、皮膚の一番外側、表面の層のことです。

 

角質が硬くなると毛穴が狭くなり、産毛の根本付近にある皮脂腺から分泌された皮脂が外に出られなくなって、結果、毛穴の中にたまってしまいます。

 

たまった皮脂の塊はコメドと呼ばれます。

顔にできた小さなふくらみを押したら、白いものが出てきたことってありませんか?

あれが、毛穴がつまってたまってしまった皮脂、コメドなのです。

 

白ニキビと呼ばれますが、いわばニキビの大本ですね。

この段階で適切な処置をしないと、赤ニキビや黒ニキビに悪化してしまいます。

 

そして毛穴がつまるもうひとつの原因は、肌のターンオーバー、つまり新陳代謝がうまくいっていないことです。

 

ターンオーバーは“肌の生まれ変わりの周期”とも表現され、正常なら28日で古い角質が剥がれ落ち、新しい肌に生まれ変わります。

 

そのリズムが乱れ、古い角質が肌に残ったままになってしまうと、毛穴がつまることになります。

 

乾燥や間違ったスキンケアによる物理ストレスも、毛穴がつまる原因になります。

角質は肌の一番外側で、肌を守ろうと必死なのです。

余計な刺激を受けると、角質は皮膚の内側を守ろうとして硬くなってしまいます。

 

さらに乾燥して水分が不足すると、肌のバリア機能が弱まります。

弱ったバリア機能をカバーするために、皮膚は皮脂を分泌して物理ストレスから肌を守ろうとします。

 

硬くなった毛穴に大量の皮脂……。

またまた、ニキビの原因がそろってしまいましたね。

 

ニキビ予防に効果的な正しい洗顔と保湿

いきなり洗顔!……ではなく、まず手を洗って、手の汚れを落とし清潔にしましょう。

 

次に、クレンジング剤でメイクを浮かせてから、コットンに水を含ませ優しくふきとります

ティッシュでゴシゴシは、肌に傷が付くのでNGです。

 

それから水またはぬるま湯で顔をすすぎます。

ここまでやって、ようやく準備OK。

洗顔料の登場です。

 

洗顔料を手のひらで泡立てて、上から額、目、頬、口の順に指の腹で円を描きながらそっと洗います。

コツは、顔の中心から外側に向かって洗うことです。

 

洗顔料を手にとってすぐ顔につけ、肌にこすりつけながら泡立てるのは厳禁です。

泡を大量に作る必要もありませんよ。

 

やさしく洗い終えたら、泡をすすぎます。

全体に、およそ30回、両手で水をかけて泡を落としていきます。

こすってはいけません。

 

使うのは3637度くらいのぬるま湯が適しています。

熱いお湯は、余分な皮脂だけでなく必要な皮脂まで洗い落としてしまって、肌の乾燥につながるため危険です。

 

肌が乾燥すると皮膚が皮脂を分泌して、毛穴がつまりニキビの原因に……という話はさっきしましたね。

 

流し残しのないようにすすいだら、清潔なやわらかいタオルでトントンと水気をふき取ってください。

ここでも、こすらないように気を付けてくださいね。

 

洗顔後に大切なのは、保湿です。

「オイリー肌だから……」と適当にするのはよろしくありません。

 

繰り返しになってしまいますが、乾燥しているから、脂性になっているのです!

乾燥肌、オイリー肌に関わらず、正しい洗顔を行ったあとは、しっかり保湿をしましょう。

 

化粧水は顔全体になじませます。

乳液やクリームなどは乾燥しやすい目の周りや口元を重点的に、全体にはうっすらと塗ります。

こすらず、手のひら全体を使って、じっくりケアしてあげてくださいね。

 

ニキビ予防に効果的な食生活

ニキビ予防には、バランスのいい食事が欠かせません。

積極的に摂りたい栄養素を、おススメの食品と一緒にご紹介します。

 

まずはビタミンB群。

美肌に有効なのはビタミンB2B3B5B6です。

さらにビタミンB1B12は血液サラサラに関係する栄養素なので、肌に栄養を届けるためにも不可欠です。

 

これらビタミンB群が多く含まれる食品には、胚芽米、豚肉、マグロ、卵黄、うなぎ、大豆、落花生、玄米、レバーなどがあります。

どれも健康に良さそうなイメージのものばかりですね。

 

次にビタミンC。

これはもうおなじみですよね。

お肌にはビタミンC!

抗酸化作用があり、活性酸素から皮膚を守ってくれます。

 

肌を柔らかくする効果もあるので、毛穴のつまりも改善が期待できますよ。

熱で壊れやすい栄養素なので、ビタミンCが添加された野菜ジュースなどで、おいしくいただきましょう!

 

最後にビタミンA。

皮膚と粘膜の働きを助け、免疫を高める効果が期待できます。

また新陳代謝を促すので、お肌のターンオーバーにもってこいです。

 

レバー類に多く含まれています。

ビタミンAは、過剰摂取は推奨されていません。

サプリメントなどではなく、食事で摂るようにしましょう。

 

これらの栄養素をバランスよく食事に取り入れることができても、一方で油まみれの間食を続けていては意味がありません。

 

たとえばチョコレートを食べすぎたあと、おでこにニキビっぽいものが出てきたりしませんか?

 

食べ物は本当に、お肌に直結しているのです。

食事を見直すなら、一日のうち口にするものすべてを意識してみましょう!

がんばった分だけ、きっとお肌は答えてくれますよ。

 

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