ニキビの跡にはビタミンCが効く!その効果とは?
ニキビ跡の原因って何?
厄介なニキビ跡
気づかぬうちにできてしまっているニキビ。
ニキビのできやすさは体質によって違うので、少し不摂生な生活をしただけですぐにできてしまうなんて人も。
そんなニキビですが、更に厄介なのがニキビ跡ですよね。
やっと治ったと思ったら、赤らみや凹凸のあるニキビ跡が残ってしまって、悩んだことはありませんか?
ニキビ跡があると、それだけで不潔に見えてしまったり、不健康なイメージを持たれてしまいがちです。
ニキビ跡で悩むあなたも、もしかしたらあなたが思っている以上に損をしているかもしれません。
そもそもニキビの原因は?
ニキビができる原因は、多くが毛穴の詰まりです。
毛穴に皮脂が異常に詰まることで、ニキビができてしまうのです。
また、毛穴が詰まる原因は大きくわけて3つあり、1つ目は思春期や生活習慣からくる皮脂の過剰分泌、2つ目はターンオーバーの乱れや、肌を刺激から守るためのバリア機能が低下することです。
こういった角化異常は、間違ったスキンケアや紫外線、生活習慣などが原因として挙げられます。
それから毛穴が詰まる3つめの原因としては、基礎化粧品やメイクがあります。
ファンデーションやコンシーラー、また洗顔料などが毛穴に残っていると、毛穴が塞がれた状態になってしまいますので、毛穴が詰まる原因となります。
いくらニキビに良いとされている洗顔料を使っていても、しっかりと洗い流さなければ逆効果ということになってしまうのです。
ニキビ跡はどうしてできる?
ニキビの炎症の度合いによって、ニキビ跡になりやすいニキビとニキビ跡になりにくいニキビは違ってきます。
炎症の度合いとは、ニキビが完全に治っていない段階で潰してしまったり、指で触りすぎたり、前髪や帽子などでニキビを刺激してしまうことを指します。
こういった炎症が起きれば起きるほど、毛穴の奥にまで影響を及ぼすことになるので、ニキビ跡ができてしまうのです。
できてしまうとついつい気になるあまり触ってしまう気持ちは分かりますが、なるべく刺激せず、完治させるのが一番ということですね。
ニキビは潰して治すものだと思っていたあなたは注意が必要ですよ。
ビタミンCの効果はすごい!
ニキビにはビタミンC
ビタミンCが美白や肌荒れの改善に効果があることは有名なはず。
もちろん、それはニキビにも同様に効果を発揮します。
ニキビを悪化させてしまう活性酵素が生成される際に、大量のビタミンCが消費されてしまいます。
これは、ビタミンCには異常に生成されてしまった活性酵素を無効化させる働きがあるからなのです。
また、それだけではなく、ビタミンCには過剰に分泌された皮脂を抑える働きもあります。
ですから、ニキビができにくい体質にするにはビタミンCが必要不可欠ということなのですね。
あなたの食生活は、しっかりビタミンCを補えているか改めて見直す必要があるかもしれませんね。
ビタミンCが多く含まれる食材
ビタミンCが多く含まれる食材は、オレンジ・レモンなどの柑橘系、パプリカ・ゴーヤ・ピーマンなどの緑黄色野菜などです。
しかしビタミンCは熱に弱いので、加熱してしまうとその力は発揮されませんし、水に溶けやすい性質を持っているので、ビタミンCを食材から摂取する場合にはサラダやデザートとして生のままで食べることをおすすめしますよ。
サプリメント
熱や水などからの影響を受けずに効率よくビタミンCを摂取できる方法として、サプリメントがあります。
体に良いからと言って、食生活だけでビタミンCを補うのはなかなか難しいですしね。
また、1日に体の中に貯めておけるビタミンCの量には限りがありますので、1度にたくさん摂取するのではなく、毎日決まった量を摂取することを心がけましょう。
スキンケア製品
ビタミンCを化粧水などのスキンケア製品から補うのも一つの手です。
しかし、ビタミンC単体では肌の奥にまで浸透せず、角質で弾かれてしまいます。
ですから、スキンケア製品からビタミンCを補う場合は、ビタミンCを肌の奥にまで誘導する作用を持つビタミンC誘導体が含まれている製品を選ぶようにしましょう。
「リン酸ビタミンC」や「APS」、「リン酸アスコルビン酸ナトリウム」などがビタミンC誘導体ですので、スキンケア製品を選ぶ際の参考にしてみてくださいね。
ビタミンCはビタミンBと
ビタミンCのほかにも、ビタミンB群がニキビの治療に効果的です。
ビタミンB群はレバーや魚卵、納豆にニンニク、マグロ、鶏肉などに含まれています。
ビタミンCだけを摂取するのではなく、同時にビタミンBも摂取できるように心がけると、よりいっそうニキビが治りやすく、かつニキビ跡が残りにくい体質づくりができそうですね。
ニキビやニキビ跡で悩んでいるあなたは、今一度食生活を見直してみてはいかがでしょうか。