角栓とはなぜできるのか?その理由と原因を解説!
目立つ角栓を発見してしまうと、「肌が綺麗に見えない…。」「嫌だな、ショック!」と思ってしまいますよね。
「そんな~!」と気持ちがどんよりしてしまいます。
そんな角栓ですが、そもそもこの角栓とはどのようなものでなぜできるのでしょうか?
角栓とは何か
角栓の成分は何?
角栓とは、毛穴に皮脂(油分)や古い角質(タンパク質)などが混ざり詰まってしまったものです。
角栓の成分はだいたい皮脂は3割、古い角質は7割ほどの割合で構成されていると言われています。
こうして見ると、角栓の成分は古い角質が占める割合が多いですね!
角栓にも意味がある
「嫌だな。」「不要な物。」「なくなってしまえばいいのに…。」と思われがちな角栓ですが、実はありがたい役割もあります。
外部の細菌から侵入を防ぐ役割をしてくれているのです!
ついつい、「角栓は全部取っちゃいたい!」と敵のように思ってしまいがちですが、角栓を全部取り除けばいい、というわけではありません。
角栓は取り除きすぎてもいけないし、毛穴を塞いでしまうほど角栓の量が多すぎるのもよくないです。
バランスが大事ということですね(^^)
角栓ができる原因と理由
ターンオーバーが正常に行われていない
肌はターンオーバーをしています。
ターンオーバーとは肌の生まれ変わりのことです。
肌は生まれ変わりを繰り返し、古くなった角質は剥がれ落ちていきます。
ターンオーバーが健康的に正常に行われていると、毛穴に詰まった皮脂も古い角質も自然に取れていきます。
しかし、ターンオーバーがうまくいかなかった場合、古い角質が剥がれ落ちずに肌にたまり皮膚が厚く硬くなってしまうのです…!
このような状態になると、毛穴の周りの皮膚も同様に厚く硬くなってしまいます。
すると、毛穴に詰まった皮脂や古い角質がうまく外に出すことができず、角栓になってしまうのです。
ターンオーバーが正常に行われない原因はなに?
では、ターンオーバーが正常に行われない原因は何なのでしょうか?
ターンオーバーが乱れてしまう原因には、睡眠不足、ストレスがたまっている、偏った食生活、などが挙げられます。
これらはターンオ-バーと密接にかかわっています。
これを機に、ストレスがたまっていないか、睡眠は十分にとれているかなどをぜひ振り返ってみていただけると幸いです。
角栓を無理に取ることにより角栓が悪化…
目立つ角栓を見つけてしまったら、「すぐにどうにかしたい!」という気持ちになるのはすごくわかります。
ピンセットなどで角栓を取りたくなったりするでしょう。
しかし、そのように無理に角栓を取ってしまうと、肌にダメージを与え逆に角栓を悪化させてしまったり、肌トラブルを招くので無理に取ることはよろしくありません。
皮脂量が多くて角栓の原因に
皮脂が多すぎると角栓の原因になるので、皮脂が過剰に分泌されないように気をつけることが大切です。
皮脂量が多くなる原因には、肌の保湿ケアが不十分、皮脂量が多くなる食事を食べ過ぎている、ということが挙げられます。
皮脂量の過剰分泌を防ぐためにできること
保湿ケア
肌の保湿ケアをしっかりすることが重要になってきます。
保湿が十分ではないと、肌は乾燥してしまいます。
すると、肌を乾燥から守るために皮脂の分泌が多くなり、角栓を作りやすい状況ができてしまうからです。
また、洗顔後はすぐに保湿ケアをすると良いでしょう。
洗顔してから保湿ケアをするまでの時間が空けば空くほど肌は乾燥していきます。
さらに、保湿ケアまでの時間が空けばその分肌への化粧水等の浸透は悪くなってしまいます。
洗顔後すぐに保湿ケアをすることが乾燥肌を防ぎ、ひいては角栓の予防にもなります。
皮脂量が多くなる食事を控える
皮脂量が多くなる食事を食べ過ぎないことも大切です。
皮脂量が多くなってしまう食べ物にはフライドポテトや唐揚げなどがあります。
揚げ物などの脂っぽい食べ物ですね。
フライドポテトも唐揚げもおいしいですよね~(^o^)
おいしくてついついたくさん食べてしまいそうになりますが、脂っぽい食べ物をとり過ぎないように注意が必要です。
逆にビタミンCが含まれている野菜は皮脂の分泌を抑えてくれるので、野菜を食べることはとてもいいことです。
お化粧や汚れが取りきれていない
洗顔やお化粧のクレンジングが丁寧にできていないことも角栓を作ってしまいます。
汚れやお化粧が肌に残り、皮脂と混ざって角栓になります。
丁寧に洗顔をする、というのは肌をゴシゴシ洗顔することではありません。
ゴシゴシ力強く洗ってしまうと肌が摩擦されて乾燥肌や敏感肌に繋がります。
肌トラブルを招いたり、肌が乾燥することで角栓をさらに作ってしまうことも!
強い摩擦を与えないように気をつけて取り残しが無いように優しく洗顔・クレンジングすることが大事です。
自分では丁寧に洗顔・クレンジングしているつもりでも案外洗い残しがあったりするもの。
洗い残しが無いように意識して洗顔すると良いでしょう。